婚約指輪のカラットの値段

婚約指輪にはダイヤモンドがついているのが基本ですが、これの大きさは一定でなく、好きなカラットのものを選べます。
この数字が大きくなるほどダイヤモンドが重くなり、サイズも大きくなりがちですが、これで気になるのは値段ですね。
大きな宝石がついているほどその婚約指輪の値段も高くなりそうですが、実際にはどうでしょうか?

これについて、やはりカラットが大きくなるほど値段が高くなる可能性があります。
たとえば1カラットのダイヤモンドなど、見た目にも非常に大きな宝石になりますが、これの価格は宝石単品で50~60万円近くする場合もあります。
これが半分の0.5カラットになるとどうでしょうか?
このときは案外お手頃で、6~10万円ほどで手に入ることも多いです。
単純に宝石自体が大きくなるほど、それ単体での価格も高くなりやすく、それをつけた婚約指輪の値段も高くなりがちです。
小さなカラットにするほどそれ単体での価格もお手頃になるため、婚約指輪も購入しやすくなりますね。

ただし、大きな宝石をつけたから絶対に高い、小さな宝石だから絶対に安いと決まっているわけではありません。
これらダイヤモンドの値段は、カラットだけで決まるものではないからです。
その他にも大事になるのは、たとえばそのダイヤモンドの色です。
ダイヤモンドといえば特に色はなく、透き通った透明な宝石というイメージがあると思います。
しかし実際には各ダイヤモンドによって微妙に色がついており、黄色みがかっていたりするのです。
価格が高くなるのは、より透明に近いものです。
微妙に色がついているものは、同じカラットのダイヤモンドの中ではやや値段が下がりがちです。

そのほかにも、そのダイヤモンドのカットの美しさも値段を決めるポイントです。
これら宝石の輝きはカットの方法が非常に重要で、より美しく輝くようにカットされたものほど高くなり、そうでないものはお値段が下がります。
このように婚約指輪につけるダイヤモンドの価格は、カラットだけで決まるものではありません。
もちろん宝石が大きいほど価格も上がりやすくなりますが、実際の値段はその宝石のクオリティによりますから、個別によく確認してください。